【カリモク60】期間限定Kチェアの受注がスタートします!
春に実施されました第1弾に続き、5/25(土)より期間限定で国産の木材を使用したKチェア第2弾にて「楡(にれ)」「欅(けやき)」「楓(かえで)」「栗(くり)」のKチェアの受注がスタートします。
第1弾は「栓(せん)」の1種類のみでしたが。今回はなんと4種類からお選びいただけます!
通常のパターンオーダーと同様、17種類の張地から組み合わせ可能です。
店頭では4種の木部見本をご用意、実際の木の風合いをご確認いただけます。
(※上記木部を使用した限定Kチェアの展示はございません。ご了承くださいませ。)
※上記4種の木は木目に個体差が出やすくなっております。天然木ならではの自然の風合いをお楽しみください。
ぜひこの機会に特別なKチェアを選んでみてはいかがでしょうか?
ご来店お待ちしております。
【開催期間】5/25(土)~12/22(日)
【対象のデイリーズ店舗】三鷹本店、吉祥寺PARCO店、松本PARCO店
【背景】
日本の森林率は約67%で先進国の中ではフィンランドに次いて2位。しかしながら、木材の自主率は40%と国産材の活用が進んでいません。その背景には外国産材の加工しやすさや価格競争、日本の樹木が多種少量で構成されていることにも関係してまいます。
カリモク家具は家具に有用とされる木材だけでなく、家具作りに不向きとされる木材も調達しています。同じ種類の木材を仕入れたほうが生産性はあがりますが、それでは森の多様性を維持しながら持続的に家具を生産することができません。
「多様な木材から家具をつくること」が、カリモクの考える「森との共存」のかたちです。
2024年は、複数の国産材を使用した「日本の木とKチェア」企画をロングランで実施します。日本の林業の発展に貢献する活動を通して、メイドインジャパンのロングライフブランドとして提案をしていきます。
【楡の特徴】
ニレ科ニレ属 落葉広葉樹
国内産地の多くは北海道になり、朝鮮や中国にも分布しています。
辺材は黄白色、心材は淡褐色で、その境界は明瞭です。木目はまっすぐで美しく、幹にコブがある
と美しい杢が現れる場合があり、その場合は特に装飾的価値が高くなります。
材はやや硬く加工がやや困難ですが、粘りがあるため曲木に適しています。
空気に触れなければ腐りにくいとされ、かつてヨーロッパでは水道管にも用いられていました。
建材、家具、楽器などの各種用材として幅広く使われています。
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【欅の特徴】
ニレ科ケヤキ属 落葉広葉樹
日本全国に自生する落葉高木で、新緑、紅葉のみならず冬季の佇まいも美しく、日本を代表する巨
木の一つ。ホウキを逆さにしたような形のため、公園や街路樹など人が集う場所に、木陰を作る木
として使われることも多いです。
辺材は灰白色、心材は帯黄紅褐色で、境界は明瞭ではっきりしており、そのため材色のばらつきが
若干発生する可能性があります。
しっかりと乾燥して寝かせた材は加工しやすく強度と耐久性に優れており、木目も美しいため、家
具のほかにも、太鼓の胴、お盆やお椀といった日用工芸品に多く使われています。
また落葉樹でありながら、耐用年数が数百年とも言われているため、神社仏閣やお城の柱まで幅広
く使われています。京都の清水寺の舞台は、長さ12m以上、78本のケヤキの柱で支えられています。
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【楓の特徴】
カエデ科カエデ属 落葉広葉樹
国産のメープル材。日本各地に自生していますが、多くは北海道や東北となり、朝鮮や中国にも分
布しています。名前の由来は、五角形の葉が生い茂り、雨宿りができるくらい板屋根のように雨を
遮ることからつけられました。
辺材と心材の境界は不明瞭で、全体的にやや赤みを帯びた白色から淡紅褐色となります。
材はやや重厚で、粘り強く曲木にも適しています。肌目は緻密で絹のような光沢があり、磨くと光
ります。
建材、家具、楽器などの各種用材として幅広く使われ、 美しい縮杢や鳥眼杢が現れるものもあるた
め、装飾材としても珍重されています。
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【栗の特徴】
ブナ科クリ属 落葉広葉樹
北海道西南部、本州、四国及び九州に自生し、朝鮮にも分布しています。
辺材は褐色を帯びた灰白色、心材は褐色。材はタンニンを多く含み、年数が経つと徐々に濃くなり
黒褐色に変化します。導管は日本の広葉樹の中では最も大きい部類に入り、年輪は明瞭ではっきり
しています。
材は硬くて重く弾力に富み、水湿によく耐えるため腐りにくいという特徴があるため、材の保存性
は極めて高いです。加工はやや困難で、釘打ちでは割れやすいため予備穴が必要となります。
家具材、建築用の土台や土木材、シイタケ栽培のほだ木、明治時代には線路の枕木にも使われてい
ました。
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